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「スタンダード」英文校正まとめ

多くの英文校正会社では、文法・語彙を中心とした校正(スタンダード校正・ノーマル校正など)と、内容に深く踏み込んだ校正(プレミアム校正・アドバンス校正など)の2種類が提供されています。


上記サービスの内容は、校正会社により差異がありますが、現状としては、サービス利用者にとって「何が違うのか」が非常に分かりづらい状況となっています。


そのため、この特集ページでは、文法・語彙を中心とする英文校正について、国内で主流となる1語6円前後のサービスを比較していきます。


「スタンダード」サービス比較表


会社名

サービス名

スタンダード英文校正

ノーマル英文校正

ノーマル英文校正

スタンダード英文校正

英文校閲レベル1

校正内容

文法、英語構文、語彙選択、専門用語の使用法など、英語を言語面からチェック。文レベルでの校正となり、論文全体の論理・流れには踏み込まない。

表現や文法など、英語として正しいかを、言語面からチェック。 論文の構造に踏み込んだ、大幅な書き換えや内容の改変は行わない。

文法、表現、語彙などに誤りがないかのチェックが行われる。論文構造や論文内容に踏み込んだ校正は行われない。

誤字脱字や文法のチェック、意味の明確化を主とした校正を行う。論理の流れや構造など、原稿内容に深く踏み込んだ校正は行われない。

句読点、綴り、文法、基本的な接続詞及び表現のチェックを行う。文章構造、一貫性、論文の論理や流れには踏み込まない。

校正者

学術分野専門の英語ネイティブ2人

学術分野専門のネイティブと別のネイティブ校正者の2人

分野を専門とする校正者と別の校正者の2人

ネイティブ校正者1人が原稿を担当する。専門分野に特化した校正やジャーナル投稿の経験が無い校正者となる場合がある。

校正者はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア出身のネイティブスピーカー。論文分野を専門とする校正者1人が原稿を担当。(英文校閲レベル2から、担当校正者が2名となる。)

単価/納期(1500語)

6〜18円

当日〜2営業日

6〜15円

24時間以内〜2日営業日

5.5〜11.5円

24時間以内〜2営業日

6円

3営業日

5円

3〜7日

納期短縮サービスは、納期と原稿ボリュームにより追加料金+10~100%

単価/納期(4000語)

5.5〜12円

翌営業日〜5営業日

5.4〜13.5円(ボリューム割引10%適用後)

2〜4日営業日

5.5〜11.5円

2〜4営業日

6円

3営業日

5円

4〜8日

納期短縮サービスは、納期と原稿ボリュームにより追加料金+10~100%

単価/納期(7000語)

5〜10円

2営業日〜7営業日以上

5.4〜13.5円(ボリューム割引10%適用後)

4〜7日営業日

5.5〜11.5円

3〜7営業日

6円

3営業日

5円

3〜14日

納期短縮サービスは、納期と原稿ボリュームにより追加料金+10~100%

割引プロモーションなど

-

・新規割引15%オフ

・ボリューム割引

10%(4000~8000単語)

15%(8001~10000単語)

20%(10000単語以上)

※複数の割引併用は不可

初回割引10%

お試し無料校正

-

学生割引(Full paperの場合、10%までの割引)

消費税

+8%

不課税

不課税

+8%

不課税

校正の最低発注料金

無し

無し

無し

3000円

9000円

支払い

タイミング

後払い

後払い

後払い

前払い

後払い

公費・科研費対応

×

再校正

・校正注文時に+2円/単語のプラン選択で、365日以内の再校正一回(+20%の新規加筆まで)

・全体再校正は60%割引

・部分再校正は単語数×単価で請求

・当日・翌日プランは再校正一回無料

・校正注文時に+2円/単語のプラン選択で、120日以内の無制限の再校正(30%程度の修正まで。新規追加された文章は、別途料金が発生)

・全体再校正は50%割引(30%までの修正までに限る)

・部分再校正なし

・60日以内の無料再校正(20%以内の修正・加筆まで)

・60日を過ぎての全体再校正の場合50%割引(20%の修正まで)

・再校正の割引はなく、1語6円での新規校正となる(指定した部分の部分校正は可)。

・原稿全体の再校正(4円/語)(原稿の語数が10%を超えると追加料金が課される)

・校正希望箇所の部分校正(元の校閲レベル料金適用)

単語数削減

総単語数の10%まで

総単語数の10%まで

総単語数の10%まで

×

×

投稿規定に合わせたフォーマット調整

×

オプション

(+12000円/時間)

参考文献の

チェック

整合性チェック

(参考文献にリストアップされている文献が、本文内で正しく引用されているかどうか)

整合性チェック(参考文献にリストアップされている文献が本文内で正しく引用されているかどうか)

また、投稿規定のフォーマットに準じているかをチェック

本文内の整合性チェック(参考文献にリストアップされている文献が、本文内で正しく引用されているかどうか)、また、投稿規定のフォーマットに準じているかをチェック

×

オプション

(+12000円/時間)

英文校正

証明書

×

×

付帯サービス

・校正者への質問サービス

・担当校正者からの英語アドバイス

・校正者への質問サービス

・原稿評価カルテ(簡易版1ページ。最も安い6円のプランでは付属しない)

校正者への質問サービス

校正者への質問サービス

校正者への質問、修正点のチェックサービス

Tex/LaTex

Tex/LaTexの直接校正可(追加料金なし)

Tex/LaTexの直接校正可(追加料金+30%)


Tex/LaTex形式で入稿し、Word形式で納品する場合には、追加料金は掛からない。

Tex/LaTexの直接校正可(追加料金+15%)

×

Tex/LaTexの直接校正は×


Tex/LaTexを正確にMSワードに変換しての校正は、追加料金+20%(PDF版とのクロスチェック含む)

その他

・クレジットカードでの支払いのみ

・領収書は校正完了後のメールのみとなる(社印入りの領収書ではない)。

・クレジットカード及びPayPalの場合、+3%の追加手数料

・銀行振り込みでの支払いは国際送金となる。

・医学・薬学の関連分野は20%の追加手数料が必要。

各社サービス分析

このセクションでは、各社サービスの特徴、他社と比較した優劣のポイント等を記述しています。

スタンダード英文校正

エディテージのスタンダード英文校正では、比較表の中で唯一、分野の専門家2人によるサービスを提供しており、専門的な観点からのチェックが2回行われることになる。


また、スタンダード英文校正では他社と比べて納期を細かく設定することが可能になっている。急ぎの場合には、4000語以内であれば当日中に校正原稿を受け取ることができ、一方、時間に余裕のある場合には、予定納期に合わせて校正料金を抑えることが可能となる。


原稿全体の再校正については、比較表の校正会社中、最も割引率(60%)が高くなる。最初から再校正を検討している場合には、前払いプラン(+2円)を選択することにより、実質的に上記以上の割引率となる。部分的な再校正も可能だが、この場合には、校正部分の単語数×校正プラン単価が料金となる。


専門分野のネイティブ2人による校正

投稿規定に合わせたフォーマット調整が無料

部分校正で再校正を行うことが可能

TeX/LaTeXの追加料金なし

初回割引などの割引プロモーションがない

ノーマル英文校正

エナゴの校正サービスでは、単語数によるボリューム割引を行っており、特に10,000語以上の場合、比較表の校正会社の中では最も安価となる(最安プランで4.8円/単語)。校正料金は消費税が不課税のため、価格面で大きなアドバンテージとなっている。


再校正は+2円のプランを選択することで、30%までの修正であれば回数無制限に再校正を行うことが可能となる(上記プラン未選択の場合は、50%割引価格での提供となる)。ただし、部分的な再校正サービスを提供していないため、再校正は原稿全体が対象となる点には注意が必要。


校正者二人が一つの論文を担当

投稿規定に合わせたフォーマット調整無料

消費税が不課税

原稿の一部分だけの再校正ができない

ノーマル英文校正

英語エキスパートのノーマル英文校正は、比較表の中で唯一、無料の再校正が含まれるプランとなっている。60日以内・20%以内の修正加筆であれば再校正が可能なため、「校正者への質問サービス」と併用することで、多くのケースでは、再校正にかかる追加費用をゼロとして考えることができる。


校正者二人によるチェック、無料のフォーマット調整、また、消費税が不課税となることなど、競合他社と比べてコストパフォーマンスに優れたサービスとなっている。


また、2000語以上の原稿の場合、単語数に応じた「お試し無料校正」を提供している。お試し校正自体に費用は掛からないため、本サービスで校正品質を確認し、納得した上で、残りの部分を発注とすることもできる。


校正者二人が一つの論文を担当

60日以内の無料再校正

消費税が不課税

投稿規定に合わせたフォーマット調整が無料

スタンダード英文校正

エダンズのスタンダード英文校正は、単語数によらず6円/語、3営業日での納品(7500語ごとに+1営業日)と、シンプルで分かりやすいプランとなっている。


ただ、その他の点については、専門分野に特化した校正者ではない場合がある、フォーマット調整なし、英文校正証明書が発行されない等、競合他社のサービスと比べて、かなり簡素化されている感がある。そのため、専門的観点からの校正というよりは、ネイティブチェックを目的とする場合、または、低価格でエダンズのサービスを体験したい人向けのサービスとなるだろう。


また、クレジットカード払いのみのサービスとなっており、公費・科研費払いに必要な書類(納品書・請求書など)は発行されない。


分かりやすいシンプルな料金・納期システム

専門分野に特化した校正者ではない場合がある

フォーマット調整がプランに含まれない

英文校閲レベル1

ユニ・エディットの英文校閲レベル1では、専門分野のネイティブ1人によって校正が行われる。担当校正者はアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアの4か国出身であることが明示されているため、英語ネイティブの国籍にこだわりたい場合には、良い選択となる。


1語当たりの単価が安く、加えて消費税が不課税となるため、1800語~9999語までの原稿であれば、比較表の中で最安価格となる。ただし、最低校正料金が9000円に設定されているため、アブストラクトなどの短い原稿の場合には、他社より割高となってしまう可能性がある。


また、具体的な校正内容に関しては、料金的に安く設定されている分、他社のスタンダードサービスより簡素なものとなる。英文校閲レベル2(6円/語)では、校正内容に文構造と一貫性のチェックが加わり、また、校正者二人、単語数削減15%まで、校正証明書発行可など、サービス内容が大きくアップする。簡素すぎる校正に不安な場合には、+1円/語の追加でこちらを選択することも考慮に入れたい。


アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア出身の分野専門家による校正

比較表の中で最安単価(5円/語)

消費税が不課税

最低料金9000円

クレジットカード・PayPalでの支払いには+3%の手数料が必要。また、銀行振り込みでの支払いは海外送金となる

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