AJE
アメリカ本社:601 West Main Street, Suite 102, Durham, NC 27701 USA
電話:+1 (919) 704-4253(午前9時~午後6時(東部標準時))
営業日:月~金曜日(アメリカの祝日除く)
校正会社概要
アメリカに本社を置く英文校正・翻訳会社。2004年の設立から、442,000稿以上を校正してきた実績を持つ(うち27,000稿は日本の研究者の論文)。また、学術翻訳として、中国語、日本語、ポルトガル語、スペイン語の英訳サービスを提供している。
サービス全般に関する質問は、日本語での対応が可能。ただし、校正者との質疑応答に関しては、基本的に英語でのやり取りとなる。(短い質問であれば、サポートスタッフが日本語から英語に翻訳して、校正者に伝えてくれる場合もある。)
校正料金の傾向として、小ボリュームのものは、国内大手の校正会社に比べて割高となっている。例えば、スタンダード校正を利用して1000語の原稿を校正した場合、11.3円/語となる(2023年6月現在)。
ボリュームが大きな原稿については、これまで超格安単価になっていたのだが、価格改定と円安により過去のものとなってしまった。スタンダード校正では5000語辺りで、7.28円/語まで引き下げられるが、それ以降の単価の割引が鈍く、10000語で7.34円、18000語で7.03円、25000語で6.732円となっている。10000語以上でも国内大手より割高となっており、以前の様に、大ボリューム原稿ならばAJEといった状態では無くなっている。
プレミアム校正については、10000語を超えた辺りから国内大手と同程度の価格帯となる。10000語で大手プレミアム校正の平均単価である10-11円/語と並び11.03円、15000語で10.07円/語、18000語で9.75円/語、25000語で9.31円となっている。
取り扱い分野
細分化された420の学術分野
原稿形式
doc, docm, docx, dot, dotx, odt, ott, ppt, pptx, rtf, shw, stw, tex, txt, xls, xlsxなど
※TeX/LaTeX原稿は、直接校正の追加料金なし
支払い方法
クレジットカード/デビットカード/銀行振り込み(海外口座)/公費(海外口座)
※基本的に銀行振り込みは30日以内の支払いとなる。ただし、公費での支払いを希望する場合には、請求書を受け取ってから2~3か月後の支払いにも対応が可能。(請求書発行から2か月後に、自動メールでの確認があるが、公費払いの場合には特に対応する必要はないとのこと。)また、銀行振り込みには、電信送金手数料25米ドルが加算される。
プロモーション等
AJEプラス・プログラム
AJEの利用回数に応じて、様々な特典が提供される。
毎回のサービス利用後に、割引クーポン発行
・1~2回目の利用:20ドルの割引クーポン
・3~8回目の利用:40ドルの割引クーポン
・9回目の利用:50ドルの割引クーポン
10回目以降は、AJEへ連絡することで、更なる割引が受けられる。
また、その他、以下の特典がある。
・1回目の利用後:論文投稿用のカバーレターのテンプレート贈呈
・3回目の利用後:無料のeBook「Preparing Your Manuscript For Publication Success」贈呈
・9回目の利用から:個別相談サービスの提供
・友人紹介プログラム:紹介した相手が、初めてAJEで英文校正を利用した場合、紹介者に40ドルのクーポンコードが贈られる
サービス概要
修士・博士号を持つ専門分野のネイティブ校正者が校正を担当し、その後、品質管理担当の校正者が原稿の確認を行っている。
スタンダード校正
スタンダード校正では、スペル、文法、句読点、語の使用法に関する修正が行われる。原稿全体・参照文献のフォーマット調整は、オプションサービスでの対応となる。
英文校正証明書の発行も可能だが、意味を把握できない箇所が多く含まれる原稿の場合、著者のリライト後、再度の校正が必要となる。(この校正には追加費用は掛からない。)また、再校正については、校正料金から40ドルの割引がなされる。
⇒ 他社「スタンダード」英文校正との比較プレミアム校正
スペル、文法、句読点、語の使用法に関する修正に加え、文章の流れの改善を行う。不自然でぎこちない文は、自然な文へと書き換えが行われ、曖昧で混乱を招く部分については、リフレーズの提案がなされる。
プレミアム校正では、無制限の再校正がサービスに含まれている。この再校正は、注文から経過した時間、リライトの割合、新たに加えた文章の大小にかかわらず、無償で提供されている。
⇒ 他社「プレミアム」英文校正との比較その他、プレミアム校正には以下のサービスが含まれる。
・原稿内の大きな懸念点に関するコメント、修正部分や修正理由が記された文書
・各学術分野において高い専門性をもつスタッフ(リサーチ・コミュニケーション・パートナー)が、AJEのサービスや校正のプロセス、原稿の内容に関する疑問等に回答を行っている。このサービスは、原稿の校正中から、原稿が出版されるまでの間提供される。
料金と校正速度
納期の計算には、土日祝日が含まれない。また、参考文献および表の数値は校正対象とならず、単語数の計算からは除外される。
⇒ 校正料金と納期を計算料金表 (2023年6月現在)
単語数 | スタンダード校正 | プレミアム校正 |
---|---|---|
500語 | $59 (2営業日内) | $296 (2営業日内) |
1000語 | $79 (2営業日内) | $342 (2営業日内) |
2500語 | $173 (4営業日内) | $434 (5営業日内) |
4000語 | $224 (5営業日内) | $490 (6営業日内) |
6000語 | $280 (5営業日内) | $560 (6営業日内) |
8000語 | $419 (5営業日内) | $656 (6営業日内) |
10000語 | $513 (5営業日内) | $770 (6営業日内) |
15000語 | $747 (7営業日内) | $1055 (7営業日内) |
20000語 | $967 (10営業日内) | $1340 (10営業日内) |
オプションサービス
・原稿のフォーマット調整:$75
・図のフォーマット調整:$70~
・表の書式設定:$30~